先日、「技術士・博士のためのスキルアップ事例集-第1号-」の電子バージョンが公開されましたが、紙バージョンがやっと発行されました。
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紙バージョンと電子バージョンの内容は全く同じですが、紙バージョンの方が当然にコストがかかるため、値段も高くなってしまっています。1200円です。
「本は紙で読みたい」という方がおられると思いますが、上の画像をクリックして頂いてAmazonからご購入下さい。
なお、本屋では買えません。Amazonでのみ購入できます。
一方、紙でなくても良く、安い方が良い方は、電子バージョンで読んで下さい。499円です。
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本書の目次は次の通りです。
<目次>
1.BEAM:エンジニアが豊かになる方法
2.米国の大学や大学院に社会人留学すると得られる、多くのメリット
3.社会人で博士号を取得するということ
4.セルオートマトン活用の勧め
5.セミナー講師になる方法
6.JABEEとものづくり
7.技術の力で社会を豊かに
◆各論文の要約は、次の通りです。
1.BEAM:エンジニアが豊かになる方法
<要約>
私は博士・技術士を取得しています。社内では技術力を認めて頂いて待遇も良く、面白いプロジェクトにも呼んで頂いて楽しく過ごしています。しかし、同時に技術力のみで今の状態に甘んじていると将来は難しいと感じています。本件は私の人生のミッションである、エンジニアが多忙とストレスの日々から解放され、経済面でも自立する「エンジニアが豊かになる方法」(BEAM:Billion Engineers to be Affluence Menu)について概要を説明させて頂きます。
エンジニアの皆様の生き方のお役に立てばと考えています。
2.米国の大学や大学院に社会人留学すると得られる、多くのメリット
<要約>
急速に進むグローバリゼーションのために、日本はもはや、見かけだけの島国となりつつある。そのような社会では、日本以外の場所で働き、キャリアを積む選択肢もあり得るし、いつでも世界と勝負できるだけの価値を自分自身につける必要がある。技術者として海外で働くため、あるいは自身の価値向上の手段の一つとして、世界の大学や大学院への社会人留学がある。その中でも、米国の大学や大学院に社会人留学することで、英語で専門知識を学べること、実戦的な授業を通して実務能力を短期間で磨けること、世界中の教授や学生間とネットワークを築けること、そして米国での就業が飛躍的に容易になることなどのメリットを得られる。本記事では、それらメリットの詳細を、デメリットと合わせてご紹介する。
3.社会人で博士号を取得するということ
<要約>
自分も博士になりたいという動機から始まった社会人での博士号取得について、出身大学の教授へ相談することから博士号取得のための道のりが始まった。学術論文作成と公表、博士論文作成、博士学位審査、そして公聴会、学力審査を終えて晴れて博士号を取得できた。4年間と多額の費用を投じて取得した博士号であるが、自分ではその力を実感できないものの周囲の見る目は確実に変わり始め、そして自分自身も博士としての自覚を持って業務に当るようになった。博士号とは、単に博士という資格以上に自分の次なるキャリアアップに有効なものになると思う。
4.セルオートマトン活用の勧め
<要約>
セルオートマトンという離散的計算モデルは非常に単純ではあるが、高速道路の渋滞、アリの行列、分子モーター、結晶の成長、乱流、森林火災、屋内からの集団避難といった多岐にわたる複雑な現象に対して、大変驚くべき結果を与えてくれるモデルである1)。表計算アプリケーションExcelとの親和性に優れており、ものづくりの最前線で活躍する多くの技術者の方々に非常に有用なツールになると考える。本稿では半導体デバイス製造設備の動作シミュレータの開発を事例として、その有用性を紹介する。
5.セミナー講師になる方法
<要約>
技術士や博士であればセミナー講師になるチャンスがある。セミナー講師になっても対価は期待できないが、それ以外に非常に大きなメリットが得られる可能性がある。特に技術コンサルタントとして独立開業している方や、将来、独立開業したい方であれば、セミナー講師は絶対に経験すべきだと思う。以下にその理由およびセミナー講師になる方法等について説明する。
6.JABEEとものづくり
<要約>
グローバル社会 (国際社会) と言われて久しい。グローバル社会は、多様な文化の交流、開発途上国の支援など多くの利点をもたらした。しかしその反面大企業は、安価な労働力を求めて海外展開を図り、日本国内の「モノづくり」を衰退させるという負の遺産をもたらしてしまった。食料、資源を国際社会に依存しなければならなくなってしまった日本が将来にわたって生き延びるためには、科学技術の充実・発展に努めるしかない。将来の研究者・技術者・作業者がその社会の牽引力になることは明らかである。
この三者が有機的に交流することによりそれぞれの能力を最大限発揮し、科学技術の発展に資するためには、技術の足掛かりとなる優れた教育制度を確立する必要があり、JABEE(日本技術者教育認定機構)が果たす役割は、重大である。日本のものづくりの中で、JABEEを取り巻く環境を筆者の私見も交えて俯瞰する。
7.技術の力で社会を豊かに
<要約>
技術者こそがイノベーションによって社会を豊かにする原動力である。企業内で力を発揮する場合もあるが、その機会を失った場合は独立して活躍する選択肢もある。その場合に技術士、博士、MOTという資格に期待してはいけないものの、多少は役に立つので、余裕がある時に取得しておくのは悪くない。現在運営している技術系専門家のナレッジ発信webサイト「ものづくりドットコム」と、トリプルホルダーとなった経緯や独立の留意点を紹介する。
紙バージョンはこちらです。
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どうぞよろしくお願い致します。