2019-11-04  技術士資格は無くても良いのか?

本題の前にお知らせです。

「将来は独立開業したいけど、何を用意すればよいのだろうか」

と思っている方に最適なセミナーを2019.11.16(土)に開催いたします。

今から何を調べて、何をどのように整理すればよいのか等を、

講師の経験に基づき、具体的にお伝えします。

受講することで、今から将来に向かって、何をやっていけばよいかのかが

見えてくるはずです。

 

詳しくはこちらを参照して下さい。

『技術コンサル独立開業を成功に導く「構想」→「計画」→「実行」』と題するセミナーを開催します。

 

さて本題です。

 

先日、技術士試験の筆記試験の合格発表がありました。

 

合格した方は、ぜひ、口述試験も合格するように、

できるだけの用意をして頂いて、

良い結果がでるように頑張って頂きたいですが、

 

そもそも、技術士資格は必要なのか、

 

という話をしてみたいと思います。

 

よって、口述試験を受けようと思っている方は

モチベーションが下がると良くないので

以下は読まない方が良いかもしれません。

 

(おそらく下がらずに、上がると思いますが。)

 

 

これは目的による、

と言えると思います。

 

もし、独立開業して、それなりに稼いでいくことを

目的にするのであれば、

 

技術士資格は必須、ではなくて、

 

とりあえず取っておくべきもの、

 

ということになると思います。

 

 

つまり、技術士資格を取ったからと言って

それなりに稼いでいくことができるようにはなりません。

 

ただし、それなりに稼いでいくつもりなら、

当然に取得しておくべきもの、

とは言えると思います。

 

よって、個人的意見になりますが、

博士をもっているのであれば

技術士は必要ないと思っています。

 

理由は、

博士の方が、技術士よりもメジャーだから、です。

 

技術士でも博士でも良いのですが、

要するに、資格は

「自分が特定の専門分野の知識や実績をもっていることを客観的に証明手段の1つ」

でしかありません。

つまり、ブランディング手段の1つにすぎません。

それがあるからと言って、すぐに向こうから仕事が

やってくることはありません。

これに関して、書籍

のP160~161には、以下のように書きました。

『技術士資格を取得できたとしましょう。建設部門を除くと、
技術士という資格を持っているからこそ手掛けることができる仕事は、
ほとんどありません。

つまり、建設部門を除くと、技術士には弁護士や弁理士のような専権

業務がありません。

しかし、「自分が特定の専門分野の知識や実績をもっていることを客観的に
証明する手段」の一つとして、技術士資格は意義があります。

つまり、自分のブランディングの手段の一つになるということです。

したがって、技術士の資格は取得しておくべきだと思います。

また、セミナー講師を担当させて頂けないかとセミナー会社へ売り込む場合に
「技術士」の肩書があったほうが、セミナー会社はその講師のセミナー開催を引き
受ける可能性が高くなると思います。

そのほうが、受講者が講師を信用してセミナーに参加する確率が高まるからです。

また、雑誌への論文の投稿や書籍の出版を行いたいと考えた場合も同様で、「技
術士」の肩書があったほうが、出版社側はその論文を掲載することや出版すること
について了承する傾向があります。つまり、セミナー講師、雑誌への投稿、書籍出
版等のブランディング活動をより容易に行うための手段としても、技術士資格は
利用できるといえます。』

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