技術士または技術コンサルタントとして独立開業しています、
と言っている人の中には
自分のホームページがない方もいます。
インターネットが普及していなかった25年くらい前ならば
ホームページがなくても問題なかったでしょうが、
現在はホームページがない状態で
技術コンサルをやっていくのは
不可能と言って良いと思います。
ホームページが必須アイテムであることを、
「技術コンサルタントとして独立開業して年間1,000万円稼ぐ方法」
の中では、次のように記載されています。
◉ホームページ等は必須アイテム
・・・・お伝えしたように、セミナー会社が行うセミナーの講師を担当すると、セミナー会社が配布したセミナーのチラシを見た人たちの中に講師(自分)に興味を持って下さる人がいるはずです。
そして、そのような人は講師がどのような人か、どのような実績や経歴なのかを知るために、インターネットを利用してその講師(自分)のホームページを探します。
そして、ホームページに記載の内容やセミナー内容に好感を持った場合はセミナーに参加してくれます。
また、雑誌に掲載されている論文等を見たり、書籍を見たりした場合も、同様に、まずはインターネットを利用してその著者(自分)のホームページを探し、著者の実績や経歴等を調べます。
セミナーのチラシ、論文または書籍を見て、その講師や著者に興味を持ったとしても、ホームページが存在しなければ、または、ホームページに知りたい情報(実績や経歴)がなければ、その時点で講師や著者(自分)への興味がなくなってしまいます。
したがってホームページは業務獲得を目的としたブランディン活動における必 須アイテムということになります。
自分のホームページには、自分の専門分野が何であるかは当然として、その専門分野に関する自分の実績、経歴等を記します。
過去に行ったセミナーの実績を示すためにそのセミナーのチラシをダウンロードできるようにしたり、雑誌に掲載した論文等を紹介して、それを無料でダウンロードできるようにしたりします。
書籍があればその紹介を入れ、アマゾンへのリンクを貼ると良いと思います。
技術コンサルタントの中には自分のホームページがないと言う人がたくさんいます。
これは仕事を獲得できる確率を自分自身で下げているようなものだと思います。
ホームページの作成をプロに依頼したとしても、それほど高額ではありません。
シンプルなデザインのものであれば10万円くらいで作れる場合もあります。
また、ホームページはそれなりに綺麗で見やすいものであれば、自作でも構わないと思います。
私も独立当初は自作でした。
ホームページを自分で簡単に作るためのソフトを安く手に入れることができますので、このようなソフトを使って自力で作ってみてもよいと思います。
ただし、最低ラインの質も必要であろうと思います。
自分がインターネットで何か買い物をするときのことを考えてみましょう。
あまりにも汚くて、見にくいホームページを読みたいと思わないでしょうし、何かを依頼したり、購入したいとも思わないはずです。
また、ホームページに自分ができること(おそらく、あまり得意でないことも含
めてたくさんのこと)を、たくさん羅列している人がいらっしゃいますが、第3章に記したように自分の得意分野(専門分野)に絞ってその内容を深く書くべきです。
その他、ホームページにはお問い合わせフォームを作る、ブログとホームページ
は分離せずに一体化する、ホームページにメルマガ配信のためのメールアドレス
登録フォームを入れるというようなテクニックはたくさんありますが、そのよう
なテクニックを解説する書籍等はいくらでもありますので、適当な書籍を何冊か
読んで頂ければと思います。
・・・・・・(P202~205より)