拙著「技術者・研究者のための特許の知識と実務」
の第3版を作っています。
第2版のゲラへ赤字を入れていきます。
第2版のゲラ。A3の大きさ。
赤字で修正を入れていきます。
書き切れないときは、別紙参照とか記載しておきます。
結構、細かい修正。
これは細かい!「発明α」を「α」に修正。
超細かい! 「申し立て」を「申立て」に修正。
大幅に修正
迷った挙句に「なるべく」を削除
こんな感じで1文字1文字、修正すべきかを検討して行きます。
1冊の初めから最後まで検討するのに、2日くらいかかりました。
(自分が書いた本なのに)
それを出版社へ送ると、
出版社が修正してくれて、
修正後の「第3版のゲラ」
が到着しました。
真ん中付近に「第3版」と書いてあります。
さらに読み返して、より良い文章になるように
微調整をしていきます。
余計な「、」を発見! こういうのは無いに越したことは無い。
「明確とはいえません」としておいた方が
文語としては正しいと思いますが、
「明確に行うことは難しいです。」という
口語に近い文章にした方が良いのではないか、
と判断し、赤字で修正を入れました。
こんな感じで、本の作成は、極めて地味に進んでいきます。